2022-01-01から1年間の記事一覧

Z.VEX / Super Duper 2in1 レビュー

FUZZ FACTORYで一世を風靡しもはや定番メーカーとなったZ.VEXから同社Super Hard On(以下SHO)を2台連携してマスターボリュームを増設したブースター 少ないノブの割にどういうペダルなのかいまいちわからない人もいるかと思いますが、 構成として インプット…

Tech21 / XXL レビュー

サンズアンプシリーズで不動の人気を誇るTech21から90年代のディストーション。 おそらくサンズアンプのような何かのアンプのモデリングではなく、オペアンプベースのハイゲインディストーションです。 コントロールはLEVEL、TONE、WARP、DRIVE WARPのみ見慣…

KAMINARI GUITARS / K-CC3LS カールコード レビュー

2010年代からケーブルやギター製作で名を馳せる国産メーカー。楽器店行くとよくケーブル見かけるんじゃないでしょうか。 僕もKAMINARIギターケーブルのユーザーで、音良し、取り回し良し、コンセプトがしっかりしているモデルが多く、おすすめできます。 今…

JangleBox / JB NANO レビュー

The Byrdsのギタリスト、ロジャー・マッギンが愛用の12弦のリッケンバッカーに内蔵されているコンプレッサーを基にペダル化したJangleBoxをさらにMXRサイズにまでコンパクトにし、3ポジションあったトーン切り替えスイッチうち暗すぎるDARKをオミット、さら…

Subdecay / Anamnesis Echo とEcho Boxとの比較

https://nota-p.hatenablog.com/entry/2021/06/06/200847 前回レビューした同社のモジュレーションディレイ、echoboxのサイズダウンした後継機。 その後echobox v2としてコンパクトサイズで再登場しますが、どのモデルも仕様は基本的に同じでアナログ風なデ…

SNARLING DOGS / BOOTZILLA FUZZ WAH レビュー

デザインが独特な海外メーカー、SNARLING DOGS からファンクベースのレジェンド、ブーツィー・コリンズのシグネイチャーワウファズ いつもこのブランドでプリントされている犬もブーツィー仕様です。かわいい。 足の形のペダル部分の下に通常のワウと同じよ…

devi ever / Soda Meiser レビュー

小規模な回路から繰り出される剥き出しのローファイ・ノイズ系ファズで00年代〜10年代初頭にかけてブームになったdevi everからHyperionと並んで初期の代表的なモデルのひとつ。 コントロールはvolumeとintensityの2つ。 devi everの2ノブモデルは特にコント…

MXR / CSP035 shin-juku drive レビュー

※この記事のshin-juku driveは楽器店で中古を試奏の後、他楽器店で別個体の中古を購入。両者を比べて同じ出音と判断したため、レビューを掲載しています。 巷のレビューやyoutubeの試奏動画とは個人的に印象が異なったためその部分をフォーカスしてレビュー…

electro-harmonix / GRAPHIC FUZZ bigbox vs xo ver

■GRAPHIC FUZZとは? 1970年代にエレハモがリリースしたファズ+グラフィックイコライザー+エンベロープシェイピングコントロールの複合機で単体のEQとしても使用可能なペダル。 90年代にリイシューされ、2000年代前期にXOシリーズとして小さくなって再登場…

flyingteapot / Shredinger Distortion レビュー

[ マーシャルおよびフェンダー系のアンプライクなペダルやファズ等を製作している 国産メーカーfryingteapotより 今回はMarshallのSHRED MASTER系のハイゲインディストーションです。MarshallのSHRED MASTERは前回 この記事でレビューしていますが、それも踏…

Nobels / ODR-1 BC Natural OVERDRIVE レビュー

ドイツの老舗メーカー、Nobelsのオーバードライブ。 最近リイシューされ、ベースカットスイッチが内部に追加されたのがこのモデル。 ■コントロール DRIVE、LEVELの他にSPECTRUMというトーンつまみがあり、左に回すとハイカットしつつ中域がゆるやかに盛り上…

TBCFX / ROYAL DRIVE レビュー

前回に続きTBCFXからまた歪み。 見た目から分かる通りマーシャル系 シンプルながらスイッチ類の配置が変わってて格好いい。質感含めマーシャルインスパイア系の中でもかなり好きなデザイン。 電池使用可能。4maの消費なので普通に電池持ちが良い。 サウンド…

TBCFX / MIGHTY DRIVE レビュー

国産メーカーで実際よく見かけはするんですが 昔の情報が少なく詳細不明。 このMIGHTY DRIVEはCAEのOD-100というアンプのリードチャンネルをモチーフにしているらしく、アンプのようなBASS MIDDLE TREBLEの3バンドEQが目立ちます。 ちなみにコントロールとス…

T-REX / NITROS Hypergain Distortion レビュー

T-REXブランドの最終期(2015年くらい?)にリリースされたコンパクトシリーズのハイゲインディストーション。 設計は割と新し目でyoutubeにプロモーション動画はあったりするのですが、あまり国内外含めて使用者が見つからない…もったいない コントロールはゲ…

Fulltone / OCDレビュー&v1.7 と v1.1の比較

アメリカハンドメイドブティックペダルの先駆けフルトーンが00年代中頃にリリースした 大傑作オーバードライブ。 その人気は以前レビューした同社fulldriveと双璧をなすほどで、シングルでもハムでも行ける汎用性や個性がありつつ普遍的なドライブサウンドを…

danelectro / dan-o-wah レビュー

見た目がゴキゲンなdanelectroのワウとオクターブディストーションの複合機。 アメ車をフィーチャーした造形でヘッドランプの位置にイン/アウトジャック、テールランプがインジケータになっています。 コントロールはワウの音色を決める系6個のスイッチ、デ…

MXR / dirtortion III レビュー

MXRの現行ディストーション。 同社distortion +にトーン回路を追加したものらしいです。 実は以前所持していましたが手放し、最近になってまた買いました。 音の印象として、トーン回路がついたからか全体的に変更を加えたのかdistortion + とは音の印象が違…

mooer / Free Step レビュー

リーズナブルなペダルといえばミニサイズ! ミニサイズと言えばmooerという、一時代を気築いたメーカー。 特に同じ中国のメーカーjoyoと共に名機のコピーモデルを安く、さらにmooerの場合は小さく提供することによって、初心者から名機の予備として欲しいプ…

PMG / TDD TUBE DRIVE DISTORTION レビュー

1980年代あたりの真空管内蔵オーバードライブ/ディストーション。 このメーカーは独特の筐体にコンセント直伸びなのが特徴的。 青いバッファ/ブースターが有名だと思います。 コントロールはlevel、bass、treble、gainのスタンダードな2EQ。 このコントロー…

devi ever / DEVISTORTION レビュー

小規模な回路から繰り出される剥き出しのローファイ・ノイズ系ファズで00年代〜10年代初頭にかけてブームになったdevi everから2チャンネルのオーバードライブ/ディストーション。 本機は同社のマーシャル系ディストーション「Electric Brown」(以外EB)と、…

tc electronic / NOVA DRIVE レビュー

tcのプログラマブルオーバードライブ、ディストーション。 NOVAシリーズは同社のデカいマルチエフェクター"NOVA SYSTEM"を単機能に分けてコンパクトエフェクターサイズ(とは言ってもBOSSを横に1.8個並べたくらいの大きさ)でリリースしたもので、DRIVEの他にR…

BOSS / CE-5 CHORUS ENSENBLE (アナログ)レビュー

CE-1、CE-2、CE-3から続くBOSSの正統派コーラスシリーズの系譜の4代目。 元祖のCE-1から単純にコーラス機能を抽出したイメージで作られたCE-2、そこにステレオ機能を追加したCE-3から比べると ステレオ出力可能、エフェクトレベルの調整可能、エフェクト部に…

G-LAB / WW-1 Wowee Wah レビュー

ワウ続きです。 ポーランドの精密機器メーカーELZAB社の楽器部門として成立したメーカー。 感圧式ON/OFFスイッチを搭載した光学式ワウです。 ワウのスイッチのON/OFFの種類には大まかに分かれて2種類あり 1つはスイッチのON/OFFは踏み込んだり外部のスイッ…

electro-harmonix / Wailer Wah レビュー

2016年発売のエレハモ製ワウ。 過去に同社のCrying Toneというギアがなく筐体ごと揺らすことでワウがかかる異色のペダルを リリースしており、それを通常のワウ筐体に収めたものが本機のようです。 通常の筐体……と言っても筐体は強化プラスチックで成形され…

DIAMOND / FIREBURST FUZZ レビュー

カナダのノバ・スコシア州のエフェクターメーカーDIAMONDのファズディストーション 本メーカーはmemory manクローンのmemory laneやcompressor等評価の高いモデルが多かったのですが、近年母体のPoly Blend社が創業を停止しメーカーとしても幕を下ろしてしま…

Dwarfcraft / Shiva Fuzz V1 レビュー

2000年代後期に発売された発振系ファズ。 DwarfcraftはZ.vex後、Devi Ever、Death By Audioとならんで ブティックファズの一時代を気づいたメーカーで、近年はファズだけにとどまらずフェイザーやディレイ等に独特な機能を盛り込んだモデルも出ており、常に…

electro-harmonix / Stereo Clone Theory レビュー

エレハモのコーラス/ビブラート。 元は70年代にデラックスメモリーマン等と同じビッグサイズのエフェクターとして登場。 2000年代後半にXOシリーズとしてリイシュー。 ネットの評価を見るとヒスノイズがかなりうるさいと言われていますが、 自分が買ったのは…

Earth Quaker Devices / White Light Overdrive

国内外問わず人気なオハイオ州のメーカー EQDが2009年にリリースした比較的初期のオーバードライブ。 音はしばしばアンプの歪みとは真逆のエフェクターらしい歪みと言われていますがそんな感じで、 distortion+やRATのような荒さを感じるディストーションや…

Morley / 20/20 Classic Switchless Wah レビュー

スイッチレスワウやスティーブヴァイやジョージリンチ、マーク・トレモンティなどのハードロック系リードギタリストのシグネイチャーモデルが印象的なアメリカの大手メーカー。 ギアの無い電子制御のワウを特徴としており、なんとなーく80年代くらいに 出て…

Prescription Electronics inc. / VIBE UNIT レビュー

ヴィンテージのペダルを独自の解釈するブティックメーカーの先駆け的存在、 Prescription Electronicsよりユニヴァイブのクローンモデル。 実をいうとユニヴァイブ系にはそこまで明るくなく、所有していたものは ダンエレのchicken saladとcool cat vibe、Ji…