https://nota-p.hatenablog.com/entry/2021/06/06/200847
前回レビューした同社のモジュレーションディレイ、echoboxのサイズダウンした後継機。
その後echobox v2としてコンパクトサイズで再登場しますが、どのモデルも仕様は基本的に同じでアナログ風なデジタルディレイ+モジュレーションです。
名前やデザインが変わっていますが
比較しても音に特別な変化はなし!
ディレイタイムがAnamnesisの方は短いレンジの調整がしやすいカーブになっていますが
ディレイタイムの最大値最小値は同じです。
音質も聞き分けつかないくらい同じで、
最大の特徴である帯のように存在感があって一定の音圧を保つディレイ音はどちらでも出せます。
モジュレーションもカーブに多少差はありますが効きのエグさも変わらず好印象。
クリアなディレイではないですが、ギターを歪ませずに存在感や厚みを加えたい時、安定したスラップバックエコーが欲しい時、リピート強めにして無限にたゆたうパッドシンセ的なエコーが欲しい時に重宝すると思います。
echoboxであったトレイルスイッチも蓋を開けたところに切り替えスイッチがあるので機能は実質変わりません(echobox v2になってまたトレイルスイッチが外に出ます)
電池は先代のechoboxでは使えましたが小型化によりオミットされています。
以上。
同サイズ価格帯ではmxrのcarbon copyやkeeleyのmagnetic echoなどの名機がひしめいて選択肢に入りづらいですが、個性的かつ使いやすいディレイです。