TBCFX / MIGHTY DRIVE レビュー

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国産メーカーで実際よく見かけはするんですが

昔の情報が少なく詳細不明。

 

このMIGHTY DRIVEはCAEのOD-100というアンプのリードチャンネルをモチーフにしているらしく、アンプのようなBASS MIDDLE TREBLEの3バンドEQが目立ちます。

ちなみにコントロールとスイッチが近く踏みにくいように感じるかもですが、スイッチのかさが高く意外と雑に踏んでもノブが動きません。

 

出音はゲインを絞るとジャキジャキ、ゲイン上げると図太いドライブサウンドになり、ギター側のボリュームへの反応も上々、ピッキングニュアンスにしっかりついてくるようなアンプらしさを感じておおっとなりますが、同時に歪み方がいい意味でエフェクターっぽいというか、maxon/ibanezのsd-9 を彷彿とさせるディストーションっぽい切っ先があります。

多分これチューブアンプに繋ぐこと前提な無骨さというか、アンプシミュレータみたいに仕上げの部分までアンプライクな感じではないところが他のエフェクトとの組み合わせ相性も良く好みです。

 

ボリュームはEQの位置次第でもありますが余裕あります。使用して困らないし結構デカい。

EQはベースが歪みの前に設定されているらしく、歪ませてベース上げるとズモズモと気持ちファズっぽい歪み方へ。

ミドルはカット方向に良くききますがあげてもワウの半止めのような効果は出ず、緩やかな山で帯域全体が盛り上がる感じ

ハイはプレゼンス領域のチャリチャリした音まで操れます同時にRATのようなハイミッドも同時に効くので少し操作が難しくギターを選びそう。

全体の印象としてはハイミッドが落ち着いていて、ローゲインの時は歌やリードを邪魔しない分離が良いジャキジャキ感、ハイゲイン時は抜けでなく面でブワッと音圧を出す迫力のあるディストーションサウンドになります。

以上

ブースター受けも良く、完成度高いです。

安い時は安く出回っているのでぜひ。