オーバードライブ

MAXON / OD820 レビューと初期・現行の比較

OD-820は日本の老舗エフェクトペダルメーカーMAXONが 1999年にリリースしたオーバードライブ。 ドライブノブをクリーンミックスと同軸のコントロールにしたり、 電源昇圧をおこなっていたりなどでKlonのCentaurインスパイヤ系のペダル ですが、発売当時は特…

Menatone / Ms, Foxy Brown レビュー

1996年から続くブティック系ペダルの老舗 Red SnapperやKing Of Britainsなど オーバードライブ~アンプライクなディストーションあたりで評価が高いモデルが多い印象。 今回のMs, Foxy Brownは Menatone Ms Foxy Brownは、シンプルなVol/Toneコントロールの…

Montreux / Knebworth ii レビュー

Montreux × CMATMODSタッグのマーシャル系ディストーション「Knebworth」の マイナーチェンジモデル。無印のレビューは過去の記事で書いているのでそちらを ご参照ください。 nota-p.hatenablog.com コントロールは 無印からの大きい仕様の変更は ・ブースト…

Westminster Effects / WE-EXG Exegete レビュー

丸い筐体で有名なBixonxcのExpandoraのクローンモデル nota-p.hatenablog.com 当ブログでもオリジナルのレビューをしたことがありますね。 コントロールはVOLUME TONE GAINとExpandoraオリジナルの内部に搭載 されているDipスイッチが表に出たような感じで、…

Tone Freak Effects / ABUNAI レビュー

2007年創業 カリフォルニアのブティックペダルメーカーのオーバードライブ「ABUNAI」はビルダーのペットの名前らしい。インパクトがあるネーミング 現行品は「ABUNAI2」ですが、どう違うかは不明。 廉価版でほぼ変わりないという話から無印のが太いという話…

JAM PEDALS / RATTLERレビューとRATとの比較

ギリシャのハンドメイドブランド。 目を惹く大胆なペイントが特徴のメーカーで 本機はビンテージのRATのフルクローンではなく若干改良を加えたモデルだそう。 コントロールはレベル、トーン、ゲインで トーンの効きはオリジナルのRATと違って右に回すとハイ…

electro-harmonix / Hot Wax レビュー

2017年発売。 同社のディストーション、Hot Tubes nano と オーバードライブのCrayonを合体させた2in1モデルとのことですが、いろいろと仕様が違います。後述 コントロールはHot(Hot tubes側)のレベルとドライブ、 Wax(Crayon)側のレベルとドライブ 共通のベ…

A.Y.A TOKYO JAPAN / Super Atomic Distortion (SAD) レビュー

名前通り日本のペダルブランド 評判の良い機種も多く、特にR-COMP、BM-FUZZ、Drivestaなどはプロアマ問わず使用を見かける印象。 今回のSuper Atomic Distortion (以下SAD)は 2014年リリースのメーカーとしては一番新しいモデルのようです。 コントロールはD…

MAXON / ST-9 Super Tube Screamer レビュー

エフェクター界の老舗MAXONから、名機TS-9/OD-9のバリエーションモデルとして発売。 シリアルから83年製。中身は艶ありの4558Dを2個搭載。 MAXONの中で「Tube Screamer」の名前を関しているのはこのST-9だけです。 ※Tube ScreamerはIbanezの商標でMAXONはOEM…

TECH21 / SANSAMP GT-2 レビューと比較

1989年に開発、1990年に発売されたSansAmp(いわゆるClassicと呼ばれているモデル)の後継機でより簡単に・一般的なGAIN、HIGH、LOW、VOLUMEノブで操作できるようになり、初代の8つのスイッチから目的別に分かれた3種類x3ポジションのスイッチに変わりました…

Carl Martin / DC DRIVE 旧筐体 レビュー

デンマークの老舗メーカー、カールマーチンから2スイッチ仕様のオーバードライブ。 よほど小さいボードに収めさせる気がない扇形の筐体が特徴的な初期型で、後期になるとスリムな長方形になり、さらに現行は大幅なモデルチェンジをして左側のブースト機能が…

Marshall / Drive Master (reissue) レビュー

ブリティッシュアンプの代名詞であり 老舗アンプメーカーのマーシャルから 90年代にリリースされたディストーションの リイシュー。 マーシャル創業60周年を記念した復刻ラインで 他にも評価の高いBlues Breaker、Shred Master、Guvnorが発売されています。 …

Human Gear / PASSIONATTO レビュー

謎多き国産メーカーHuman Gearのオーバードライブ/ディストーション コントロールはVOL、DIST、TONE DISTは公式ページの文章にある通り利きが逆回しで、 右に回し切ると一番歪みが浅い状態、左に戻していくと歪みが増えていきます。 歪みの利き方が結構独特…

TECH21 / TRI-O.D. レビュー

コンパクト型アンプシミュレーター老舗、TECH21から歪み兼アンプシミュレーター。 見た目や機能はそれっぽいのに Sansampシリーズには属していないっぽいです。なんで? フェンダー系コンボアンプをシミュレートしたTWEED メサブギーを全体的にシミュレート…

Mesa Boogie / Throttle Box レビュー

老舗アンプブランド、Mesa Boogieから同社アンプを模したハイゲインディストーション。 僕はメサのアンプを所持していない、アンプシミュレータやスタジオで数回触ったことある程度の経験しかないので、純粋に歪みエフェクターとしてのレビューです。 基本シ…

Z.VEX / Super Duper 2in1 レビュー

FUZZ FACTORYで一世を風靡しもはや定番メーカーとなったZ.VEXから同社Super Hard On(以下SHO)を2台連携してマスターボリュームを増設したブースター 少ないノブの割にどういうペダルなのかいまいちわからない人もいるかと思いますが、 構成として インプット…

Tech21 / XXL レビュー

サンズアンプシリーズで不動の人気を誇るTech21から90年代のディストーション。 おそらくサンズアンプのような何かのアンプのモデリングではなく、オペアンプベースのハイゲインディストーションです。 コントロールはLEVEL、TONE、WARP、DRIVE WARPのみ見慣…

MXR / CSP035 shin-juku drive レビュー

※この記事のshin-juku driveは楽器店で中古を試奏の後、他楽器店で別個体の中古を購入。両者を比べて同じ出音と判断したため、レビューを掲載しています。 巷のレビューやyoutubeの試奏動画とは個人的に印象が異なったためその部分をフォーカスしてレビュー…

electro-harmonix / GRAPHIC FUZZ bigbox vs xo ver

■GRAPHIC FUZZとは? 1970年代にエレハモがリリースしたファズ+グラフィックイコライザー+エンベロープシェイピングコントロールの複合機で単体のEQとしても使用可能なペダル。 90年代にリイシューされ、2000年代前期にXOシリーズとして小さくなって再登場…

flyingteapot / Shredinger Distortion レビュー

[ マーシャルおよびフェンダー系のアンプライクなペダルやファズ等を製作している 国産メーカーfryingteapotより 今回はMarshallのSHRED MASTER系のハイゲインディストーションです。MarshallのSHRED MASTERは前回 この記事でレビューしていますが、それも踏…

TBCFX / ROYAL DRIVE レビュー

前回に続きTBCFXからまた歪み。 見た目から分かる通りマーシャル系 シンプルながらスイッチ類の配置が変わってて格好いい。質感含めマーシャルインスパイア系の中でもかなり好きなデザイン。 電池使用可能。4maの消費なので普通に電池持ちが良い。 サウンド…

TBCFX / MIGHTY DRIVE レビュー

国産メーカーで実際よく見かけはするんですが 昔の情報が少なく詳細不明。 このMIGHTY DRIVEはCAEのOD-100というアンプのリードチャンネルをモチーフにしているらしく、アンプのようなBASS MIDDLE TREBLEの3バンドEQが目立ちます。 ちなみにコントロールとス…

Fulltone / OCDレビュー&v1.7 と v1.1の比較

アメリカハンドメイドブティックペダルの先駆けフルトーンが00年代中頃にリリースした 大傑作オーバードライブ。 その人気は以前レビューした同社fulldriveと双璧をなすほどで、シングルでもハムでも行ける汎用性や個性がありつつ普遍的なドライブサウンドを…

MXR / dirtortion III レビュー

MXRの現行ディストーション。 同社distortion +にトーン回路を追加したものらしいです。 実は以前所持していましたが手放し、最近になってまた買いました。 音の印象として、トーン回路がついたからか全体的に変更を加えたのかdistortion + とは音の印象が違…

PMG / TDD TUBE DRIVE DISTORTION レビュー

1980年代あたりの真空管内蔵オーバードライブ/ディストーション。 このメーカーは独特の筐体にコンセント直伸びなのが特徴的。 青いバッファ/ブースターが有名だと思います。 コントロールはlevel、bass、treble、gainのスタンダードな2EQ。 このコントロー…

devi ever / DEVISTORTION レビュー

小規模な回路から繰り出される剥き出しのローファイ・ノイズ系ファズで00年代〜10年代初頭にかけてブームになったdevi everから2チャンネルのオーバードライブ/ディストーション。 本機は同社のマーシャル系ディストーション「Electric Brown」(以外EB)と、…

tc electronic / NOVA DRIVE レビュー

tcのプログラマブルオーバードライブ、ディストーション。 NOVAシリーズは同社のデカいマルチエフェクター"NOVA SYSTEM"を単機能に分けてコンパクトエフェクターサイズ(とは言ってもBOSSを横に1.8個並べたくらいの大きさ)でリリースしたもので、DRIVEの他にR…

DIAMOND / FIREBURST FUZZ レビュー

カナダのノバ・スコシア州のエフェクターメーカーDIAMONDのファズディストーション 本メーカーはmemory manクローンのmemory laneやcompressor等評価の高いモデルが多かったのですが、近年母体のPoly Blend社が創業を停止しメーカーとしても幕を下ろしてしま…

Earth Quaker Devices / White Light Overdrive

国内外問わず人気なオハイオ州のメーカー EQDが2009年にリリースした比較的初期のオーバードライブ。 音はしばしばアンプの歪みとは真逆のエフェクターらしい歪みと言われていますがそんな感じで、 distortion+やRATのような荒さを感じるディストーションや…

Chandler / POD-1 OVERDRIVE レビュー

スタジオ機器で有名な Chandlerのラックタイプオーバードライブ。 TUBE DRIVERを一時期販売しており、 それで名前を知っている方も多いと思います。 これはTUBE DRIVERとは関係がないと思われますが、国内はおろか海外にも情報がなく、 年代や製造の経緯まで…