ブースター

Guyatone / VTm5 Veri Trem レビューとVT-Xとの比較

グヤトーンのMighty Microシリーズのトレモロこのシリーズは今までのMicroシリーズのモデルをブラッシュアップした ような機種が多く、トレモロも90年代から続くVTシリーズの系譜にあるように 思います。 コントロールは全体の音量を操作するVOLUME、トレモ…

MAXON / OD820 レビューと初期・現行の比較

OD-820は日本の老舗エフェクトペダルメーカーMAXONが 1999年にリリースしたオーバードライブ。 ドライブノブをクリーンミックスと同軸のコントロールにしたり、 電源昇圧をおこなっていたりなどでKlonのCentaurインスパイヤ系のペダル ですが、発売当時は特…

TECH21 / Boost D.L.A レビュー

サンズアンプシリーズでお馴染みのTECH21からテープエコーモデリングのデジタルディレイ この見た目の前にフットスイッチが一つだけの初期仕様がありますが、Boost D.L.AがTECH21初のディレイペダルだったみたいです。 現行は見た目が白ベースのフルカラープ…

Guyatone / トレモロペダル弾き比べ VT2, VT3, VT-X比較

90年代のグヤトーンからトレモロ3機種比較。グヤトーンはマイクロシリーズ以前には(おそらく)トレモロをリリースしておらず、なぜ90年代に入って大量に出したのかは不明…なにやらこの時期ビンテージギターのブームが起きたようですがそれに追従してよりクラ…

VOODOO LAB / BOSS TONE レビューと比較

[ VOODOO LABの初期モデル。2ノブモデルは大きなノブが特徴的。 BOSS TONEはその名の通り1967年に発売されたJordan Bosstoneのクローン。 噂によると名前の問題でJordanではなくBOSSに怒られたらしく(真偽不明 名称変更の際にノブを増やしてSUPER FUZZとして…

TBCFX / Chicken Head Fuzz レビュー

2011年ごろ発売。国産メーカーのラムズヘッドクローンです。 マフ系なのにネット上の情報が少なすぎるためレビュー。 赤いチキンヘッドノブが特徴的です。 筆者は本物のラムズヘッド未経験、ヴィンテージはオペアンプ後の第3期ディスクリート(トーンバイパス…

A.Y.A TOKYO JAPAN / Super Atomic Distortion (SAD) レビュー

名前通り日本のペダルブランド 評判の良い機種も多く、特にR-COMP、BM-FUZZ、Drivestaなどはプロアマ問わず使用を見かける印象。 今回のSuper Atomic Distortion (以下SAD)は 2014年リリースのメーカーとしては一番新しいモデルのようです。 コントロールはD…

voodoo lab / SUPER FUZZ レビュー

voodoo labからファズペダル。 よく言われていますがこのモデルはshin-eiスーパーファズ系のオクターブファズではなく、 Jhodan Bosstone系らしいです。 Bosstoneはオリジナルもクローンも弾いたことないので似ているかどうかは割愛。 コントロールは VOLUME…

MAXON / ST-9 Super Tube Screamer レビュー

エフェクター界の老舗MAXONから、名機TS-9/OD-9のバリエーションモデルとして発売。 シリアルから83年製。中身は艶ありの4558Dを2個搭載。 MAXONの中で「Tube Screamer」の名前を関しているのはこのST-9だけです。 ※Tube ScreamerはIbanezの商標でMAXONはOEM…

Carl Martin / DC DRIVE 旧筐体 レビュー

デンマークの老舗メーカー、カールマーチンから2スイッチ仕様のオーバードライブ。 よほど小さいボードに収めさせる気がない扇形の筐体が特徴的な初期型で、後期になるとスリムな長方形になり、さらに現行は大幅なモデルチェンジをして左側のブースト機能が…

FORTIN AMPLIFICATION / fuzz ))) レビュー

2008年創業のハイゲインアンプメーカーから ミニサイズのファズペダル。 コントロールはボリュームとゲイン、真ん中のツマミはgirthと言って低域を操作する役割のようです。 音は単純に音太めのファズディストーション。 なんとなくビッグマフ系かと思ってい…

Fender / LEVEL SET BUFFER レビュー

光るのが苦手でノブを変えていますが本来はノブのポインタが青く光りセッティングの視認性が良くなっています。 2018年頃リリースされたフェンダーのエフェクトペダルシリーズのバッファ 僕の記憶ではこれより前のフェンダーエフェクターは 自社ヴィンテージ…

Z.VEX / Super Duper 2in1 レビュー

FUZZ FACTORYで一世を風靡しもはや定番メーカーとなったZ.VEXから同社Super Hard On(以下SHO)を2台連携してマスターボリュームを増設したブースター 少ないノブの割にどういうペダルなのかいまいちわからない人もいるかと思いますが、 構成として インプット…

JangleBox / JB NANO レビュー

The Byrdsのギタリスト、ロジャー・マッギンが愛用の12弦のリッケンバッカーに内蔵されているコンプレッサーを基にペダル化したJangleBoxをさらにMXRサイズにまでコンパクトにし、3ポジションあったトーン切り替えスイッチうち暗すぎるDARKをオミット、さら…

TBCFX / ROYAL DRIVE レビュー

前回に続きTBCFXからまた歪み。 見た目から分かる通りマーシャル系 シンプルながらスイッチ類の配置が変わってて格好いい。質感含めマーシャルインスパイア系の中でもかなり好きなデザイン。 電池使用可能。4maの消費なので普通に電池持ちが良い。 サウンド…

MXR / dirtortion III レビュー

MXRの現行ディストーション。 同社distortion +にトーン回路を追加したものらしいです。 実は以前所持していましたが手放し、最近になってまた買いました。 音の印象として、トーン回路がついたからか全体的に変更を加えたのかdistortion + とは音の印象が違…

devi ever / DEVISTORTION レビュー

小規模な回路から繰り出される剥き出しのローファイ・ノイズ系ファズで00年代〜10年代初頭にかけてブームになったdevi everから2チャンネルのオーバードライブ/ディストーション。 本機は同社のマーシャル系ディストーション「Electric Brown」(以外EB)と、…

tc electronic / NOVA DRIVE レビュー

tcのプログラマブルオーバードライブ、ディストーション。 NOVAシリーズは同社のデカいマルチエフェクター"NOVA SYSTEM"を単機能に分けてコンパクトエフェクターサイズ(とは言ってもBOSSを横に1.8個並べたくらいの大きさ)でリリースしたもので、DRIVEの他にR…

Earth Quaker Devices / White Light Overdrive

国内外問わず人気なオハイオ州のメーカー EQDが2009年にリリースした比較的初期のオーバードライブ。 音はしばしばアンプの歪みとは真逆のエフェクターらしい歪みと言われていますがそんな感じで、 distortion+やRATのような荒さを感じるディストーションや…

Chandler / POD-1 OVERDRIVE レビュー

スタジオ機器で有名な Chandlerのラックタイプオーバードライブ。 TUBE DRIVERを一時期販売しており、 それで名前を知っている方も多いと思います。 これはTUBE DRIVERとは関係がないと思われますが、国内はおろか海外にも情報がなく、 年代や製造の経緯まで…

Fuchs / PURE GAIN PLUS レビュー

Fuchsは1999年創業 アメリカ、ニュージャージー州のメーカー 主に改造フェンダー系のアンプをリリースしており、2008年頃に日本にもエフェクターが入ってきたようです。 真空管を搭載したvalve jobやTS系のplush cream、いわゆる「エフェクターのダンブル系…

Montreux / KNEBWORTH レビュー

Montreuxは日本のギターパーツおよびエフェクター代理店で いくつかオリジナルエフェクターもリリースしています。 このKNEBWORTHはMontreuxが代理店を務めるCMAT MODSが 開発に関わっており、造りや音はしっかりとしたもの。 オペアンプはTL072を一基使用。…

MAXON / D&S 初期仕様のレビューとOD-801との比較

70年代にリリースされた国産ビッグマフのコピーモデル MXRのようなサイズのナローケース、大小ノブ、LEDなし、電池駆動のみの無骨な仕様から始まり、のちにノブのサイズが均一、LED、アダプタジャック追加された後期の後、OD-801という名称でモデルチェンジ…

Greer Amps / Moonshot germanium pre レビュー

1998年創立アメリカのブティックメーカー。 誤:アンプは作っていないようです。 訂正:アンプ作ってました→ https://www.greeramps.com/products/thunderbolt-30 MoonshotはAC128を使用したプリアンプで トレブルブースターの回路から派生した回路構成で、オ…

xotic / BB preamp comp レビューと通常・MBとの比較

xoticの名作オーバードライブ、BBプリアンプにコンプレッション切り替えスイッチを追加したカスタムショップモデル。 どうやらBBプリアンプはシリアル3600番台くらいまでとそれ以降でコンプレッションの強さが違うらしく、現行はコンプレッション弱めでオー…

Keeley / Luna Overdrive レビュー

過去モディファイブランドの雄として一世を風靡していたKeeleyですが、最近は自社製品も充実してきてペダルメーカーとしても定番になっている感じがします。 このLuna OverdriveはオペアンプとJFETを使用した歪みペダルであること以外は情報が少ないです。 …

catalinbread / KARMA SUTURE (silicon)レビュー

アメリカ、オレゴン州のペダルメーカー。 ブティック系のメーカーですが、 何気に10年以上続いていて定番化してるモデルも多いです。 このKARMA SUTURE(KamaSutraではない)は どうやらInterfax Harmonic Percolatorを参考に作られたモデルらしく、コントロー…

xotic / BB preamp MB レビューと比較

カスタムショップ名義で00年代末にリリース MBはミッドブーストの頭文字で、通常のBB preampにミドルを追加した形になります。 コントロールはボリューム、ゲイン、トレブル、ベース、ミッドブーストで、ミドル以外の操作感はスタンダードモデルと同じ。 基…

RESONANT ELECTRONIC DESIGN / Manifold Drive レビュー

2010年台初頭にアメリカで創業 日本では露出が少なく、かなり少々ミステリアスな雰囲気が漂うブランド。 今ブティック界隈で人気を集めているChase BlissのBrothesという歪みを共同開発したのもこのメーカーです。 Manifoldとは多種多様な〜という意味があり…

CMATMODS / Signa Drive レビュー

アメリカ テネシー州のブランド。 元々はモディファイを中心に行なっており、00年台後期あたりからオリジナルペダルが主力になったよう。 ブラウンサウンドを再現したBrownieが特に評価が高いですが、このSigna Driveも製作者自ら最高傑作と称するほど完成度…