mooer / Free Step レビュー

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リーズナブルなペダルといえばミニサイズ!

ミニサイズと言えばmooerという、一時代を気築いたメーカー。

特に同じ中国のメーカーjoyoと共に名機のコピーモデルを安く、さらにmooerの場合は小さく提供することによって、初心者から名機の予備として欲しいプロまで需要が幅広いメーカーでもあります。

 

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このFree Stepはワウとボリュームペダルの複合機で、

コントロールはワウのQとボリュームペダルのミニマム値

スイッチはワウ単体がボリューム単体かスイッチでワウとボリュームを切り替えるか、

Sensor/Switchは感圧センサーにより足を乗せた瞬間にONになるSensorか、通常のワウと同じようにつま先にあるボタンからON/OFFを切り替えられるSwitchを選択可能。ちなみにSensorはワウ単体使用時のみ有効。ボリューム単体ではそもそもOFFにできず、ワウとボリュームではスイッチ切り替えのみ可能です。

 

音は結構クライベイビー系で、ちゃんとワウしてます。

回路はアナログらしく、自然な音です。

大きさは大体BOSSの標準的なコンパクトと同じくらいで、大きいワウに慣れていると少し寂しく感じるかも。ただこの小ささと踏みやすさのバランスは慣れると良い感じです。

 

ボリュームペダル時はバッファを通るアクティブ、ワウOFF時はトゥルーバイパス、ワウはアウトプットバッファがついているような感触ですが詳細は不明。

 

目玉の機能として踏んだらONになるSensorモードですが、以前紹介したG-lab Wowee も感圧式ですがそれと動作原理は同じで

 

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このつま先側と踵部分のゴム部分が丸々センサーパッドになっています。

おおむね良好ですが、Woweeより圧力が必要でしっかり体重をかけないと途切れます。

また、パッドが2つに分かれていてどちらかに

圧力がかかっていればONになる感じですが、

靴の形状と踏む位置が合わないと圧力がうまくかからなくなり途切れることがあるのでこれも注意が必要。

 

小さく、音もトラディショナルなサウンドで申し分ない、機能も豊富なので一台持っていると便利です。