2022-01-01から1年間の記事一覧

Chandler / POD-1 OVERDRIVE レビュー

スタジオ機器で有名な Chandlerのラックタイプオーバードライブ。 TUBE DRIVERを一時期販売しており、 それで名前を知っている方も多いと思います。 これはTUBE DRIVERとは関係がないと思われますが、国内はおろか海外にも情報がなく、 年代や製造の経緯まで…

Jim Dunlop / GCB-95 Crybaby 1988 レビュー

CryBabyはJim dunlopが買収するはるか以前60年代から存在する歴史あるワウ。 名前は同じですが製造会社や販売元が時期によって異なり、権利に関しても複雑な事情があります。 ワウの詳しい歴史やヴィンテージCrybabyの音色については 海外サイトなどに専用の…

Fuchs / PURE GAIN PLUS レビュー

Fuchsは1999年創業 アメリカ、ニュージャージー州のメーカー 主に改造フェンダー系のアンプをリリースしており、2008年頃に日本にもエフェクターが入ってきたようです。 真空管を搭載したvalve jobやTS系のplush cream、いわゆる「エフェクターのダンブル系…

Earth Quaker Devices / Hoof 4knobレビュー

国内外問わず人気なEQDよりこれまた定番の人気を誇るマフ系ファズがHoof。 いくつかバージョンはあるみたいですが、 今回はトップジャック、ソフトクリックスイッチの現行品です。 一応電池でも使えますが各バージョンや本当の最新版が使用できるかは不明。 …

DNA ANALOGIC / SMOKY FUZZ レビュー

90〜00年代に人気を博した国内メーカー、DNAのファズ。 人気だった時期が個人ブログやSNSが浸透し始めた頃だったからか、このメーカーのモデルは 検索すると今でも結構レビュー記事を探せます。 コントロールはVOL SENSE FUZZ 中を見てみるとトランジスタは…

KEELEY / SUPER PHAT MOD レビュー

KEELEYのチューブライクオーバードライブ。 2000年代終わりから2010年代初頭にかけてギターキッズだった方は"PHAT MOD"と聞いて何か思い出すのではないでしょうか。 そう、KEELEYが手がけモディファイブームの火付け役になった「BOSS BD-2 PHAT MOD」をKEELE…

Stoner's FX / JAZZ FUZZ レビュー

weedの母体であるハリーズエンジニアリングと 元Pay money To my Pain のギタリストのPablo氏とのコラボファズ。 国産メーカーですね。デザインがサイコビリー味を感じて渋い。 JAZZ FUZZの"JAZZ"は多目的に使える方の意味合いだと思いますが、メーカー紹介…

Montreux / KNEBWORTH レビュー

Montreuxは日本のギターパーツおよびエフェクター代理店で いくつかオリジナルエフェクターもリリースしています。 このKNEBWORTHはMontreuxが代理店を務めるCMAT MODSが 開発に関わっており、造りや音はしっかりとしたもの。 オペアンプはTL072を一基使用。…

YAMAHA / CO-100 COMPRESROR

YAMAHAはキーボードやギターなどでお馴染みですが、過去はエフェクターもOEMでないオリジナルラインで開発・製造しており、 その最期が100シリーズです。 中古店(特に郊外のハードオフ)で見かける率高いんじゃないでしょうか。 YAMAHAは過去アンプとエフェク…

RogerMayer / Voodoo-1 と Voodoo AXE の違い

ロジャーメイヤーと言えばあの大きなロケットシリーズが印象的ですが、このVoodooシリーズで知ったという方も多いはず。 1990年代初頭からリリースされた本シリーズですが、その中でも ディストーションとして新規設計されたVoodoo-1は国内外問わず様々な ギ…

electro-harmonix / LITTLE BIG MUFF 初期型と後期型の比較

エレハモのLittle Big Muffは生産時期によってvolumeノブとsustainノブの位置が逆になっているものがあるらしい — つの (@midorinotsuno) 2022年2月25日 みなさんはLITTLE BIG MUFFのノブの順番が バージョンにより違うことをご存知だろうか 僕は最近Twitter…

KEELEY / RED DIRT OVERDRIVE 通常版とゲルマニウム版の比較

KEELEY RED DIRTとは? モディファイの雄としても有名なKEELEYがリリースしたTSベースのオーバードライブ。 LOとHiの切り替えスイッチがあり、LOではスタンダードな上下バッサリ切られてミドルが暖かい純TS系、Hiではそこから発展させ 単体使用でのバッキン…

MAXON / D&S 初期仕様のレビューとOD-801との比較

70年代にリリースされた国産ビッグマフのコピーモデル MXRのようなサイズのナローケース、大小ノブ、LEDなし、電池駆動のみの無骨な仕様から始まり、のちにノブのサイズが均一、LED、アダプタジャック追加された後期の後、OD-801という名称でモデルチェンジ…

DOD / ECHO FX レビュー

80年代から90年代末まで販売されたアナログディレイ。 ジョンフルシアンテやブラッククロウズが一時期使用していたらしく、中古ペダル界隈(?)ではわりと名が知れています。 コントロールは左からDRY/TAPE(mix)、ECHO(ディレイタイム)、SLAP(リピート)、TAPE …

Moody Sounds / Carlin Ring Modulator Clone レビュー

70年代にたった3台しか作成されなかったリングモジュレータを基に機能追加を施したモデルらしいです 電池不可。かなしい。 リングモジュレーターと表記がありますが 普通に使う分にはアナログのアッパーオクターバーで、GREEN RINGER系の音になるかと思いま…

DOD / GUNSLINGER MOSFET DISTORTION レビュー

DODはアメリカを代表するペダルブランドで 1973年の創業から90年代まで名機・迷機をいくつもリリース、のちに同じ母体の別ブランド、Digitechに名称統一されgrangeリイシュー、badmonkey、screaminblues、hotheadなどのアナログシリーズのペダルをリリース、…

BOSS / FZ-5 FUZZ レビュー

2007年発売のデジタルファズ cosm技術を使いパーツ単位で実機をシミュレートしているらしいですが、実際にどうなの? と思っている人は多いと思います。 コントロールはLEVEL FUZZ MODEの3つ FUZZは12時までが実機と同じ程度のゲインで12時以降でよりハイゲ…

xotic / BASS BB PREAMP レビューと比較(ギター・ベース)

このブログではお馴染みxoticの定番かつ名作ODであるBBプリアンプをベースで使えるようにチューンした歪み。 オーバードライブではあるんですが、歪み方は硬質で鋭い。 サンズアンプとまではいきませんが、トレブルを上げた時のジャキッとした感じは似た感触…

Greer Amps / Moonshot germanium pre レビュー

1998年創立アメリカのブティックメーカー。 誤:アンプは作っていないようです。 訂正:アンプ作ってました→ https://www.greeramps.com/products/thunderbolt-30 MoonshotはAC128を使用したプリアンプで トレブルブースターの回路から派生した回路構成で、オ…

xotic / BB preamp comp レビューと通常・MBとの比較

xoticの名作オーバードライブ、BBプリアンプにコンプレッション切り替えスイッチを追加したカスタムショップモデル。 どうやらBBプリアンプはシリアル3600番台くらいまでとそれ以降でコンプレッションの強さが違うらしく、現行はコンプレッション弱めでオー…