weedの母体であるハリーズエンジニアリングと
元Pay money To my Pain のギタリストのPablo氏とのコラボファズ。
国産メーカーですね。デザインがサイコビリー味を感じて渋い。
JAZZ FUZZの"JAZZ"は多目的に使える方の意味合いだと思いますが、メーカー紹介文によると
ビンテージテイストは保ちつつ扱いやすいファズ、または90年代のオルタナティブロックをフィーチャーしたファズらしい。
実際に弾いてみるとわかりやすいですが、
ハッキリとシンエイのスーパーファズ系です。
コントロールはゲインとボリュームで、どちらのコントロールも全体の音量に影響する部分も似ています。
スーパーファズにあるトーンの切り替えスイッチは無く、ちょうどドンシャリとミドル増しの中間くらいで篭りもせず、耳に痛くもない絶妙な塩梅。
気持ちオクターブ音も控えめにまとめられており、確かにぶっ飛んだファズというよりは
オクターブファズのにじみ感や荒めの歪みを扱いやすく楽しめる良いファズです。
またボリュームも通常のスーパーファズ系より大きめにとられており、音も抜けやすいので確かにライブで使いやすそう。
ただ、あくまでアッパーオクターブファズなので暴れないわけではく、オーバードライブやディストーション風味のファズを期待するとイメージと違うかも。
コードを弾いた後の滲んでローファイな余韻は
JAZZ FUZZ独特の音色です
スーパーファズを試したいけど何から手を出せば良いか分からないという人には強くお勧めします。
ちなみにエフェクトオンの時はノブのシャフトが間接照明のように光る。かわいい