YAMAHAはキーボードやギターなどでお馴染みですが、過去はエフェクターもOEMでないオリジナルラインで開発・製造しており、
その最期が100シリーズです。
中古店(特に郊外のハードオフ)で見かける率高いんじゃないでしょうか。
と国内シェアを争っていたこともあり、
普及率はかなり高かったことが想像できます。
コントロールはLEVEL、ATTACK、SUSTAIN、TONE
操作が似ていることからBOSS CS-3と比較されることが多いですが、音や設計は別物
フォトカプラを使用したオプトコンプのため、
BOSS CS-1の仲間らしいです。(CS-1ともまた違う音ですが…)
音はかなり効きが強くパーカッシブなアタック感のある、「かかってますよ!!」という主張がダイナコンプ より激しいコンプ。
こう書くと使いにくそうに感じますが、
各コントロールが素直かつ良く効くので直感的に使いやすく、コンプってよくわからないという方でも操作感を掴みやすいので
コンプ入門用としてはCS-3よりもおすすめできます。
あとノイズがびっくりするくらい少ないです。
音量は落ち込むのでLEVEL最大を基本に作ることを推奨。
帯域的な音痩せはあまりなく、トーンは上げるとエンハンス的、下げるとマイルドになり、
良い塩梅です。
ATTACKは上げるとアタックのニュアンスが出るので相対的にコンプ感が薄れるのでお好みで
おすすめの設定はATTACKとSUSTAIN最小にしておいてSUSTAINを上げながら好みのコンプ感に調整、アンサンブルと合わせてみて音が埋もれない程度にATTACKを上げつつ、全体の音色を決める感じでTONEをいじるのが良さそうです。
以上。個人的にはかなりおすすめなコンプです。
安いし見かけたら試しに買ってみるのもありかも