MAXON / ST-9 Super Tube Screamer レビュー

エフェクター界の老舗MAXONから、名機TS-9/OD-9のバリエーションモデルとして発売。 シリアルから83年製。中身は艶ありの4558Dを2個搭載。 MAXONの中で「Tube Screamer」の名前を関しているのはこのST-9だけです。 ※Tube ScreamerはIbanezの商標でMAXONはOEM…

TECH21 / SANSAMP GT-2 レビューと比較

1989年に開発、1990年に発売されたSansAmp(いわゆるClassicと呼ばれているモデル)の後継機でより簡単に・一般的なGAIN、HIGH、LOW、VOLUMEノブで操作できるようになり、初代の8つのスイッチから目的別に分かれた3種類x3ポジションのスイッチに変わりました…

Carl Martin / DC DRIVE 旧筐体 レビュー

デンマークの老舗メーカー、カールマーチンから2スイッチ仕様のオーバードライブ。 よほど小さいボードに収めさせる気がない扇形の筐体が特徴的な初期型で、後期になるとスリムな長方形になり、さらに現行は大幅なモデルチェンジをして左側のブースト機能が…

Marshall / Drive Master (reissue) レビュー

ブリティッシュアンプの代名詞であり 老舗アンプメーカーのマーシャルから 90年代にリリースされたディストーションの リイシュー。 マーシャル創業60周年を記念した復刻ラインで 他にも評価の高いBlues Breaker、Shred Master、Guvnorが発売されています。 …

electro-harmonix / SLAP-BACK ECHOレビュー

エレハモの新製品。エクスプレッションスイッチに続いて2作目、エフェクターに於いてはエレハモ初のミニサイズペダルです。 ノブも筐体もエレハモ独自のものを採用しているっぽくて、特に筐体は反射が強くエッジも立っていてシャープなかっこよさがあります…

Human Gear / PASSIONATTO レビュー

謎多き国産メーカーHuman Gearのオーバードライブ/ディストーション コントロールはVOL、DIST、TONE DISTは公式ページの文章にある通り利きが逆回しで、 右に回し切ると一番歪みが浅い状態、左に戻していくと歪みが増えていきます。 歪みの利き方が結構独特…

MXR / DOUBLE SHOT DISTORTION リイシューvsオリジナル

前回記事にしたMXRのDOUBLESHOT DISTORTION これは記事にも書いた通り2016年ごろに日本限定でリイシューされたもので オリジナルは2008年に生産終了。 違いがあるのか気になったため、オリジナルも買ってみました。 コントロールやスイッチの仕様はすべて同…

MXR / DOUBLE SHOT DISTORTION レビュー

MXRの2チャンネルハイゲインディストーション 何年か前に投げ売りされていたのを思い出しますがどうやら2008年には生産終了していたようで、おそらく今回レビューする個体は 2016年以降に日本限定でリイシューされたモデルらしいです。 コントロールは OUTPU…

TECH21 / TRI-O.D. レビュー

コンパクト型アンプシミュレーター老舗、TECH21から歪み兼アンプシミュレーター。 見た目や機能はそれっぽいのに Sansampシリーズには属していないっぽいです。なんで? フェンダー系コンボアンプをシミュレートしたTWEED メサブギーを全体的にシミュレート…

FORTIN AMPLIFICATION / fuzz ))) レビュー

2008年創業のハイゲインアンプメーカーから ミニサイズのファズペダル。 コントロールはボリュームとゲイン、真ん中のツマミはgirthと言って低域を操作する役割のようです。 音は単純に音太めのファズディストーション。 なんとなくビッグマフ系かと思ってい…

electro-harmonix / Stereo ELECTRIC MISTRESS

エレハモからXOシリーズとしてリリースされたフランジャー フランジャーとコーラスをそれぞれブレンドできるようになっていることと アナログではなくデジタル設計ということから、 オリジナルのDELUXE ELECTRIC MISTRESSと本機は同じフランジャーではありま…

Mesa Boogie / Throttle Box レビュー

老舗アンプブランド、Mesa Boogieから同社アンプを模したハイゲインディストーション。 僕はメサのアンプを所持していない、アンプシミュレータやスタジオで数回触ったことある程度の経験しかないので、純粋に歪みエフェクターとしてのレビューです。 基本シ…

Fender / LEVEL SET BUFFER レビュー

光るのが苦手でノブを変えていますが本来はノブのポインタが青く光りセッティングの視認性が良くなっています。 2018年頃リリースされたフェンダーのエフェクトペダルシリーズのバッファ 僕の記憶ではこれより前のフェンダーエフェクターは 自社ヴィンテージ…

Z.VEX / Super Duper 2in1 レビュー

FUZZ FACTORYで一世を風靡しもはや定番メーカーとなったZ.VEXから同社Super Hard On(以下SHO)を2台連携してマスターボリュームを増設したブースター 少ないノブの割にどういうペダルなのかいまいちわからない人もいるかと思いますが、 構成として インプット…

Tech21 / XXL レビュー

サンズアンプシリーズで不動の人気を誇るTech21から90年代のディストーション。 おそらくサンズアンプのような何かのアンプのモデリングではなく、オペアンプベースのハイゲインディストーションです。 コントロールはLEVEL、TONE、WARP、DRIVE WARPのみ見慣…

KAMINARI GUITARS / K-CC3LS カールコード レビュー

2010年代からケーブルやギター製作で名を馳せる国産メーカー。楽器店行くとよくケーブル見かけるんじゃないでしょうか。 僕もKAMINARIギターケーブルのユーザーで、音良し、取り回し良し、コンセプトがしっかりしているモデルが多く、おすすめできます。 今…

JangleBox / JB NANO レビュー

The Byrdsのギタリスト、ロジャー・マッギンが愛用の12弦のリッケンバッカーに内蔵されているコンプレッサーを基にペダル化したJangleBoxをさらにMXRサイズにまでコンパクトにし、3ポジションあったトーン切り替えスイッチうち暗すぎるDARKをオミット、さら…

Subdecay / Anamnesis Echo とEcho Boxとの比較

https://nota-p.hatenablog.com/entry/2021/06/06/200847 前回レビューした同社のモジュレーションディレイ、echoboxのサイズダウンした後継機。 その後echobox v2としてコンパクトサイズで再登場しますが、どのモデルも仕様は基本的に同じでアナログ風なデ…

SNARLING DOGS / BOOTZILLA FUZZ WAH レビュー

デザインが独特な海外メーカー、SNARLING DOGS からファンクベースのレジェンド、ブーツィー・コリンズのシグネイチャーワウファズ いつもこのブランドでプリントされている犬もブーツィー仕様です。かわいい。 足の形のペダル部分の下に通常のワウと同じよ…

devi ever / Soda Meiser レビュー

小規模な回路から繰り出される剥き出しのローファイ・ノイズ系ファズで00年代〜10年代初頭にかけてブームになったdevi everからHyperionと並んで初期の代表的なモデルのひとつ。 コントロールはvolumeとintensityの2つ。 devi everの2ノブモデルは特にコント…

MXR / CSP035 shin-juku drive レビュー

※この記事のshin-juku driveは楽器店で中古を試奏の後、他楽器店で別個体の中古を購入。両者を比べて同じ出音と判断したため、レビューを掲載しています。 巷のレビューやyoutubeの試奏動画とは個人的に印象が異なったためその部分をフォーカスしてレビュー…

electro-harmonix / GRAPHIC FUZZ bigbox vs xo ver

■GRAPHIC FUZZとは? 1970年代にエレハモがリリースしたファズ+グラフィックイコライザー+エンベロープシェイピングコントロールの複合機で単体のEQとしても使用可能なペダル。 90年代にリイシューされ、2000年代前期にXOシリーズとして小さくなって再登場…

flyingteapot / Shredinger Distortion レビュー

[ マーシャルおよびフェンダー系のアンプライクなペダルやファズ等を製作している 国産メーカーfryingteapotより 今回はMarshallのSHRED MASTER系のハイゲインディストーションです。MarshallのSHRED MASTERは前回 この記事でレビューしていますが、それも踏…

Nobels / ODR-1 BC Natural OVERDRIVE レビュー

ドイツの老舗メーカー、Nobelsのオーバードライブ。 最近リイシューされ、ベースカットスイッチが内部に追加されたのがこのモデル。 ■コントロール DRIVE、LEVELの他にSPECTRUMというトーンつまみがあり、左に回すとハイカットしつつ中域がゆるやかに盛り上…

TBCFX / ROYAL DRIVE レビュー

前回に続きTBCFXからまた歪み。 見た目から分かる通りマーシャル系 シンプルながらスイッチ類の配置が変わってて格好いい。質感含めマーシャルインスパイア系の中でもかなり好きなデザイン。 電池使用可能。4maの消費なので普通に電池持ちが良い。 サウンド…

TBCFX / MIGHTY DRIVE レビュー

国産メーカーで実際よく見かけはするんですが 昔の情報が少なく詳細不明。 このMIGHTY DRIVEはCAEのOD-100というアンプのリードチャンネルをモチーフにしているらしく、アンプのようなBASS MIDDLE TREBLEの3バンドEQが目立ちます。 ちなみにコントロールとス…

T-REX / NITROS Hypergain Distortion レビュー

T-REXブランドの最終期(2015年くらい?)にリリースされたコンパクトシリーズのハイゲインディストーション。 設計は割と新し目でyoutubeにプロモーション動画はあったりするのですが、あまり国内外含めて使用者が見つからない…もったいない コントロールはゲ…

Fulltone / OCDレビュー&v1.7 と v1.1の比較

アメリカハンドメイドブティックペダルの先駆けフルトーンが00年代中頃にリリースした 大傑作オーバードライブ。 その人気は以前レビューした同社fulldriveと双璧をなすほどで、シングルでもハムでも行ける汎用性や個性がありつつ普遍的なドライブサウンドを…

danelectro / dan-o-wah レビュー

見た目がゴキゲンなdanelectroのワウとオクターブディストーションの複合機。 アメ車をフィーチャーした造形でヘッドランプの位置にイン/アウトジャック、テールランプがインジケータになっています。 コントロールはワウの音色を決める系6個のスイッチ、デ…

MXR / dirtortion III レビュー

MXRの現行ディストーション。 同社distortion +にトーン回路を追加したものらしいです。 実は以前所持していましたが手放し、最近になってまた買いました。 音の印象として、トーン回路がついたからか全体的に変更を加えたのかdistortion + とは音の印象が違…