前回記事にしたMXRのDOUBLESHOT DISTORTION
これは記事にも書いた通り2016年ごろに日本限定でリイシューされたもので
オリジナルは2008年に生産終了。
違いがあるのか気になったため、オリジナルも買ってみました。
コントロールやスイッチの仕様はすべて同じ。
オリジナルは筐体がより黒く、ノブも小さくゴムっぽいノブです。
電源も同じ18vのため注意
まず両機比べた感じ、基本の音は同じです。
どちらかを弾いて完全に好みではない、満足いく音が作れない場合は
もう片方を試してもフィーリングに違いがあまりないので
買う理由はなさそう。
ですが、オリジナルの方は生っぽいというか、加工されていない感じがあります。
この生っぽさはアンプっぽさとか音楽的とかではなくて
単純にミドルが良く出てフィルター感がなく粗い音。
逆にリイシューで音を綺麗にまとめた雰囲気がありますね。
特に下チャンネルはリイシューの方が音が豊かで余裕ある感じがします。
ただオリジナルは下チャンネルのFOCUSの利きが強く、ミドルがスクープされているのがよくわかりました。
オリジナルは良くも悪くも加工感がないので、無駄な低音もなく
抜けるのとほかのエフェクターと組み合わせる分にも相性が良いです。
単体で使う場合はリイシューが扱いやすいですね。
上チャンネルの抜けやズギャンズギャンとした暴れ感もリイシューが上です。
歪みの量はリイシューもオリジナルも同じ
各コントロールを上げると自己発振するのは両機同じ。
ただ前段にバッファが入っていると発振しなくなります。
以上。良い真空管アンプを持っていたり、ほかの歪みと組み合わせるなら加工感がないオリジナル
トランジスタアンプやアンシミュ、単体で使う場合はリイシューがおすすめ。