ZOOM / 507 REVERB レビュー

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90年代に安値のデジタルマルチエフェクト路線でエフェクター業界に参入。

この機種は1997年発売だそうで、よくハードオフに転がっている姿を見かけると思います。

普段はスルーするのですが、最近リバーブが気になっていたので試しに購入

ツマミが一切ない外見はなかなかクールです。

 

まず繋いだ時にきになるほどの音痩せは無し

基本はプリセットの中から好きなものを呼び出して使用、エディットモードでパラメータをいじることができます。

外部フットスイッチかエクスプレッションペダルでエフェクトの入り切りやレベル調整可能と、

マルチながらシンプルで直感的に使いやすいです。

 

バーブだけ入ってるのかなと思ったのですが、

実はこれリバーブとディレイとコーラスが内蔵されており、しかも3つ同時がけ可能

というか同時がけを基本にしてる音がかなりある感じです。

 

バーブ単体の音は結構エフェクティブで

かけました!!という感じの良いかかり具合。

エクスプレッションペダルを繋ぐとミックスレベルを変えられるので重宝します。

基本的にプリセットの雰囲気が全て80年代的なゴージャスさ、上品さに溢れてる感じです。

特にリバーブ+ディレイ+コーラスの全部乗せ状態なプリセットは空間をリッチに埋める感じでかなり気持ちが良いです。

 

基本難しい操作も無くコンパクトと同じような感覚で使えますが、エディットする場合は操作に少し慣れが必要。

ZOOM公式でまだ説明書が公開されているので

それを参考にすれば迷うことはありません。

 

ちなみにギルドライとトレイルは出来ません

飛び道具では無くあくまで80年代ゴージャス空間を得たい人向け