MAXON / DC-01 CHORUS レビュー

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80年代maxonのデジタルコーラス

…ですが、その実態は128msまでディレイタイムを設定できる

モジュレーションショートディレイ。

コントロールは以下

D-TIM. ディレイタイム。コーラスやフランジャー でいうマニュアルもしくはディレイタイムノブに値する

D-RNG. ディレイレンジ。ディレイタイムの幅を設定、短くするほどフランジャー →ダブリング→コーラス→ショートディレイといった感じにモジュレーションの効きが変化していく

D-LEV.  ディレイレベル。エフェクト音の調整。ギルドライはできない

SPEED  モジュレーションのスピード

WIDTH  コーラスでいうデプスに相当。D-RNG.やD-TIM.で設定したディレイタイムが遅いほどエグく大きく揺れます。

 

ディレイ音はデジタルなのでなかなかクリア。

しかしデジタル初期の80年代らしいにじみ感があるのはDD-2/DD-3に似ているかも。

モジュレーションはスモールクローンやアリオンのようにギラギラした冷たい感じではなく、かといって暖かいわけでもない。シンプルかつしっかり効くのが好印象です。

 

ショートディレイくらいになるまでディレイタイムを長くしてモジュレーションをかけると

Roland SDE-2000ばりの深みと奥行きのあるモジュレーションディレイが得られ気持ちが良い。

モジュレーションを切って普通のショートディレイにも、モジュレーションを思い切りかけた気持ち悪くなるくらいのうねりまで、幅が広い一台です。

 

プレミアもついていないので買いだと思います