Durham Electronics / Zia Drive レビュー

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Ziaはニューメキシコに住むインディアン、ジア部族から。筐体デザインの模様もその部族の太陽のシンボルだそう。

 

簡単に言うとローゲインのトランスペアレント系ODですが、歪みの少なさとコンプ感の無さが特徴的です。

ハイ〜プレゼンスが煌びやかに出ており、ドライブを上げると歪むというか低域の飽和感と弦の軋みが増える感じで、MAXにするとゲインがないチューブアンプのボリュームを上げたような感じになります。

イメージとしては、現代の日本人が捉えているツインリバーブの音というか、

煌びやかで艶があってジャキジャキでドンシャリ、そしてどこまでもクリーンな出音です。

実際単体のドライブペダルとして使うよりプリアンプ的に前段に他の歪みと組み合わせると真価を発揮。

フェンダーアンプに繋いだようなレスポンスとジャキジャキ感を得ることができ、かなり気持ちが良いです。

ファズとの相性も良く、JCにチューブ感を足したり、アンプのキャラを変える使い方でなかなか重宝します。

すでにお気に入りの歪みを持っている場合でも煌びやかさとハリを付加できるため、尚おすすめです。