xotic / BB preamp レビュー

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シリアルが消えているため初期型から後期型か不明。

シリアル以外で見分けられる方法ご存知の方いたら教えてください…

RC booster 、AC boosterの兄弟機としてリリースされ、

当時ペダル好きなギタリストはどれか一台は持ってるくらい人気ブティックペダルとして名を馳せていました。

 

BB preampは上記の3機種の中で1番歪むモデルとして知られています。

 

コントロールはRC、ACと同じくレベル、ゲインに加えてハイとローの2EQ。

音はほぼTS系で、ディストーションではない。

かなりコンプレッションがあり全体的に弾きやすくなります。

ビンテージのOD(経験した中ではOD808、perl OD-05、82年のSD-1)に共通したプレゼンス領域の煌びやかさが常にあり、特にトレブルのEQを12時より絞った時に煌びやかさと纏まりがあって良い感じです。

ゲインは11時以降は歪み量というよりコンプレッションが付加される感じで、そこもTS系の雰囲気を感じますね。

この状態で普通のODとして使ってもアンプのブースターに使っても良しなんですが、

トレブルとベースのEQを両方ともぐいっと14時以降に上げると一気にジャキジャキ系の透き通ったクランチが得意なODに早変わり。

この効きの良いEQがこのペダルの魅力だと思います。