ハードなディストーションだからHARDIST...?
名前からするとメタル系ディストーションだと思われがちですが実はかなりしっかりとしたマフ系で、単体で使えそうなまとまり感や歪みの密度からMAXONのD&Sと質感が似ています。
音量も爆音というほどではないですが、それなりに余裕があり現代でも使いやすい音色。
マフ系ではありますがトーンの効きが独特で、
12時まではマフのトーンと同じ挙動でセンター位置でマフらしいミッドスクープサウンドになりますが、
12時より右に回すと今度はミドルが強調し始めます。
この挙動はDEATH BY AUDIOのFUZZWARの
トーンによく似ていて、目一杯右に回すとミドルが出てローが薄まり、ブースターにも使えそうなファズODに早変わり
微調整できるタイプではないですが、キャラを積極的に変えられるのは面白いです。
このシリーズはアダプター端子が特殊なため電池でしか動作できないのが難点
よく中古でも電池スナップから電源を取れるように電池蓋を取り除いたり穴を開けたりされているものが多いですが、
実は電池ケース角に逃げ道があり無加工でスナップ変換ケーブルを外に出すことができます
お試しあれ
