Fairfield Circuitry / Randy's Revenge レビュー

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カナダ ケベック州にあるメーカーのリングモジュレーター

サウンドハウスのポイントが溜まっていたので購入。そう、ブティック系ですがちゃんとサウンドハウスで買えるんです。

 

リングモジュレータの詳しい説明は省きますが、超高速and深度でトレモロを動作させると倍音が生成されて金属的な響きが付加されるらしいです。

実際このモデルも基本はトレモロの操作を踏襲しており、波も正弦波と矩形波(ぶつ切りのトレモロ)を選ぶことができます。

(FREQノブは実際はトレモロモジュレーションスピードです)

スイッチすぐ上のHI LOスイッチをHIに倒すとリングモジュレータ、LOに倒してFREQノブ14時前後までは普通のトレモロとしても使用可能だと思います。

トレモロとして使っても太くまろやか良い音。

おそらくローパスフィルターのコントロールやボリュームが調整できるとこがミソだと思います。

リングモジュレータとして使用する場合、ハイフレットで弾くと鐘の音のような金属的かつ厳かな雰囲気の音が素晴らしいです。

ローパスフィルターを効かせると倍音をいい具合にまろやかにして低域の響きというか奥行きを強調でき、雰囲気に拍車がかかる感じ。

歪みと組み合わせてノイズパンク的に使用してもよし、クリーンで空間系を併用してアンビエントな響きを出してもよしで思ったより汎用性が高く、色々な場面で使えそうです。

 

またエクスプレッションペダルを繋ぐことができ、FREQやローパスフィルターをペダルでコントロールすることが可能。

これを使うとリングモジュレータとして使う場合は倍音の響きや音程感をリアルタイムで操作できトリッキーなプレイができるが、

トレモロとして使う場合はなんとトレモロスピードをペダルでコントロールできてよい。

どちらで使用するにしても雰囲気たっぷりの高クオリティなペダルです。