00年代末に安値、メタルボディ、トゥルーバイパスをウリにしてリリースされたシリーズ。
どれも有名機種からのコピー+αのようなサウンドデザインで好評でしたが、リリースしてしばらくしないうちにV2として仕様変更され、
コピー元に怒られたのでは?と噂が立っていましたが真相は不明
普通に機能追加のバージョンアップだとは思いますが、どうなんでしょう。
このCF-1はfrantoneのpeach fuzzが元ネタのようです。
peach fuzzはロシアンマフのような低音とケンタウロスのような中高域をもつミドルゲインのファズですが、
それと比べるとCF-1はもっとマフっぽい印象。
ちゃんとファズらしく歪んで、しかも纏まりがあるしトーンも最小から最大までバランスよく使えて好印象です。
あまりミッドスクープ感は無いのでマフの代用にはならないですが、ディストーション的な使いやすさとファズの潰れてギシギシしたニュアンスのバランスが良く、単体でも歪みの前後どちらでも組み合わせられる万能機種です。
EQがハイとローの2バンドになったV2も出ており
さらに電池ぶた内のスイッチとインプットゲインで設定を追い込めるようになりました。
(変なシール貼ってあるのは気にしないで)
V2は良くも悪くもこのEQに癖があり
ベースEQがゲインの前にあるため、12時付近だとクランチにしかならなかったり、べつにハイとローのEQ同時に上げてもドンシャリにならなかったり誤解されやすい仕様。
音はV1よりオーバードライブ的な中域が目立ち、V1とは同じ音になりませんでした。
とはいえこちらもこちらで使いやすいファズディストーションで、クランチ〜ディストーションの間を狙うのに向いています。