2019年発売、現時点で最新のBOSSデジタルディレイ
素直なデジタルディレイからアナログ、テープなどのシミュレーション系、
グリッチ、リバース、ループ、踏んでる間フィードバックが上がるワープなどの飛び道具な機能もあり、非常に多機能、高性能機種ですが
リバースやループを除いた全てのモードでディレイタイムが共通(通常使用だと12.5〜800ms)で設定しやすい範囲になっておりディレイタイムでモードが分かれていた従来のDDシリーズより直感的に使いやすいです。
音質は自然andクリアで上品
デジタルディレイは繰り返していくとチリチリした高域のニュアンスだけ残って細くなりがちですが、DD-8はどのモードでも上手いこと抑えられているので、デジタルディレイ好きでない方でも受けそうな感じ
各モードとも特徴があり、テープやアナログのシミュレーションはよくできていますが、
よくできているが故に癖は少なく、モード単位の個性も薄めでまとまっています。
(特にテープやモジュレーションディレイのモジュレーションは良い意味でピッチの揺れが少なく、揺れより立体感を出すことに終始している感触)
以上、まだまだかけることはありますが、
機能を100%使いこなさなくても音の本質に触れることができるBOSSらしい良さを持ったディレイです。