このTonebugシリーズはレトロ家電みたいな見た目がキッチュでかわいいですね。
スイッチも電子式でバイパス時にもバッファが通る仕様です。
基本的にはミドルEQの付いたクリーンブースターで、音質は低域と高域に特徴があり
かませると立体的かつ透明感が出ます。
音の情報量がグッと増える感じというか、
同社のArbertaしかり、こういう空気感はt-rex得意なのかな。いい質感です。
レベルは充分にありますが、上記の低域の立体感からゲインブーストに使うと、ローが潰れる感じがあり。
ミドルEQのSCOOPノブはワウの半止めのような感じではなく、ハイミッドを中心に緩やかに持ち上げる感じ。マックスでもTS-9のミドル感よりはスッキリしてます。
全体的にブースターとしてがっつりゲインもミドルもブースト!とう使い方には向いてない感じがありますが、このペダルの真価はもっと絶妙な部分
SCOOPノブはミドルを下げる方向にも効きますが、下げてもメタル的なドンシャリではなく、オルタナ的なジャキジャキ感が出ます。
メインの歪みの前段に置き、
あまりブーストはさせずに立体感+SCOOPノブを下げてジャキジャキ感を演出するプリアンプ的な使い方をするととかなりハマるペダルです。
アナログ回路ですが電池消費が異様に激しいです。昇圧してるのかな