DOD FXシリーズのオーバードライブ
元はDOD 250 overdrive priampという2ノブ別筐体のODでしたが、後年電子スイッチ、バッファードバイパス仕様のFX50へモデルチェンジ
そのさらに後トーンノブが追加されたFX50-B
へ変化していったようで、筐体のスイッチやコントロールの外見、型番やモデル名の表記等で時期によって細かい違いがあるコレクター泣かせの機種でもあります。これは比較的後期のモデルらしい。
音量小さめ、クランチ一歩手前の歪みの幅が広い
かなりナチュラルでチューブらしく歪む
ハイもローもバッサリ切ったりしないフルレンジなOD。トーンはマフスタイルらしく
下げめで使うと太さが強調されて存在感がある歪に。
基本的に分離は良いのであまり篭ったりしない
ドライブノブは15時以降くらいからブーストモードに移行し、急に歪む
歪の質は同じだが深く歪むため、かなりハードなODに
切っ先が鋭いのでODというよりはRATのクランチ設定に少し近い。
アンプをブーストしたりするよりクリーンなアンプにハリと歪感を加えるのが良さそう。
コードも映える音です。
DOD250と比較
250が音量が大きく太い、荒めながらブースターとして使いやすい音
FX50-Bはブーストが向いていない代わりに
コード映えする枯れた音のODという感じです