1978年発売以降、国内では一度販売が途絶えたものの、今まで現役でラインナップにあるディストーションで、音はかなりスタンダードでよく言えばシンプル、悪く言えば飾り気がないディストーション。
操作性も当時のままなので
BOSSだからと買ってはみたものの、イメージと違ったり持て余してるケースも多いのでは
シンプルゆえに工夫でいろいろ使えるのもDS-1の特徴だと思うので、今日は趣向を変えて活用方法のメモ📝
1.クランチとして
シングルコイルでは音が細くなりがちなDS-1ですが、その細い感じを利用してディストーションではなくエッヂのたったODとして使う設定。シングルなら定番の使い方です。
前段にブースターを用意しておいてソロなどで踏むとなお良し
2.TONEノブを絞る
ハイが強くて使えない!という場合は大人しくトーンを絞ろう DS-1のトーンはガッツリ下げても大丈夫です。
3.ギター側のトーンを絞る
個人的におすすめ。DS-1はハイが丸いハムバッカーPUだとディストーション的な音が簡単に出ますがシングルだとハイが邪魔になることが多いので
あらかじめギターのトーンを絞っておくとDS-1のトーンを使ったサウンドメイクが楽になります。
4.後段の歪みを下げる/プリアンプとして
DS-1はトータルの音量が小さいので、それを利用してゲイン量を下げて後段の歪みを抑えることができる。
DS-1オフ時に最大の歪みを作っておいて、オンにした時に希望のクランチ量になるまでレベルを下げる。この時トーンを使うとさらにカリッとした音になり良い。
DS-1のdistノブは最小でも歪みが乗るのでそのキャラが不要であればこの使い方は避けた方が良い
またレベルが低いDS-1を基準に他のペダルの音量を調整すると結果ヘッドルームに余裕が出来るので、プリアンプ的なニュアンスで使うのもおすすめ。DS-1のレベルを12〜15時くらいにして、アンプのマスターをグイッとあげましょう。後段に使いだブースターやファズがより大きな音になる。
5.ファズとして
ハムバッカーPUを使用、もしくはシングルコイルでトーンを十分に絞っている場合、
恐れずにTONEノブを右に回してみよう
サティスファクションが合いそうなジリジリしたファズになる。
DS-1はトーンの使い方次第で雰囲気がガラッと変わるので、飛び道具的に使うのもありです。
ディストーションとしてだけではなく、いろいろと試してみてください