国産のヴィンテージコンプレッサー。
写真左が70年代のLED・アダプター端子無しのモデルで、右が80年代のLED・アダプター端子搭載のモデル。
このモデルには型番が存在せず、キャラメルスイッチ仕様になって初めてCP-101という型番が付与されますが、その頃にはダイナコンプ的な回路に変更されたようです。
このCompressorはフォトカプラを使用した光学式コンプでBOSS CS-1に似た仕様らしいですがあそこまでパッツパツな音ではないです。
音質はダイナコンプのようなパコパコ感とは少し違い、自然で破堤しないチューブコンプレッションのようなニュアンスを付加してくれる
コンプというよりはチューブプリアンプ(チューブ使ってないけど)のような質感もあるサウンドです。
音量は少し低めですがレベル最大でバイパスより大きくはなります。
70年代のものと80年代のものを比べると
70年代のLEDなし、アダプタ無しの方がコンプ感が薄くナチュラル…ですが、それゆえにバイパスなのからエフェクトなのか分からなくなります。
80年代のものもしっかりチューブ的な魅力があるのでLEDの問題さえ気にしないならどちらもオススメです。
お気に入りの歪みと組み合わせて音伸びを良くしたり、レベルを下げて粘るクリーンを作ったりなかなか用途が広いですね。