Carl Martin / Compressor Limiter レビュー

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前回に引き続きカールマーチン。

今度はコンプです。

 

コンパクトサイズにスタジオレベルのコンプを落とし込んだものらしく、オプトコンプ?かは不明ですが

コンプのかかり具合によってLEDが点灯します。

コントロールは左から

THRES → スレッショルド

COMP → レシオ

とこの二つはコンプに慣れている場合はお馴染みのコントロールですが、

RESP (おそらくレスポンス?)のツマミは左に回すとアタックタイムを短く、リリースタイムを遅く、右に回すとアタックタイムを長く、リリースタイムを遅くしているような感覚で

面白い利き方。このツマミ一つでカッティング向きのパツパツコンプからニュアンスを変えずに音を伸ばすサスティナーまで幅が広いです。

前述のコンプの効きに反応するLEDを見ながら調整すると意外と直感的に使えます。

GAINは出力音量 コンプの設定によっては音量が落ちることがあるのでかなり大きめに確保されています。

あげていくとクランチ程度まで歪みますが、自然で暖かめの歪み方でプリアンプにも使えそう。

ただマスターボリュームがないので歪むまでゲインを上げるとかなり音量が大きいかも

コンプそのものの音質は少しシャキッとする程度でこもらず硬くもありません。圧縮の感じは手に吸い付くような感覚で非常にカッティングと相性よし。アコギやベースにも使えそうな万能機種です。