現在JIM DUNLOP内ブランドのWAY HUGEですが、90年代に数年間生産された伝説のブランドという位置付けでした。
ダンロップ復刻前のオリジナルモデルは今でも高値で取引されていますね。
FAT SANDWICHはダンロップ復刻後に新しく設計されたモデルのようですが、現在ディスコンのようです…何故…
コントロールは表に5つ、内部に3つの計8つあり複雑そうに見えますが、ノブの大きさで主従を表していたり、内部のツマミも初期設定が裏蓋に記載されていたりと親切設計で
セッティングで迷子になることは少ないです。
一般的なVOLUME TONE DISTORTIONノブに
歪みのエッヂを加えるPRESENCEと低域を加えるRESONANCEがあり、全体的なトーンを調整できる感じ。
音のキャラは、マフのSUSTAINを低めの設定にしつつ前段にODを置いてブーストしたような感じと言えば伝わりやすいでしょうか?
良いファズディストーションで、クリーンから強い歪みを繰り返すようなグランジ、シューゲイザー、パワーポップに最適
あの音がFAT SANDWICH一発で出ます。
クリッピングのLEDがオレンジ?黄色?と変わってます。
RESONANCEの効きがかなり強烈で、
マフの音がラウドに聴こえる要因の低域を直接弄れるような感じ。最小にしてもカリカリにはならず、軽めのオーソドックスなディストーションでこれはこれで良いです。
超低域と超高域を弄れるお陰で、通常のTONEノブが音の重心を大まかに弄れるような使い方もできます。
クリーンアンプで単体使用が推奨されていますが、TONE PRESENCE RESONANCEで積極的に音を弄れるので、歪ませすぎなければ
ブースターにも良いです。
PRESENCEで音を詰まらせずにアタックを好きなだけ追加できるのはなかなか快感です。
内部の設定はこれくらいが好みでした。