MI AUDIO / Blues Pro Overdrive レビュー

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オーストラリアのメーカー。

マーシャル系ディストーション

クランチボックスが有名で、どちらのモデルもバージョンアップを続けており、最新型はv3か頭にSuperとつく上位モデルもあり。

 

Blues Proは通常OD/ファズモードに切り替えられるスイッチが付いているモデルが良く知られる所ですが、今回手にしたものはスイッチがない初期のロットのようなので、純粋にODとしてのレビュー

 

基本はTS808をベースにチューンされたものらしく、

真ん中に寄らない、フラットで少し硬質な印象の音。

トーン12時でもこもりはなく、普通にメインの歪みとして使えます。

音量もTS系の中では余裕がある方、歪み量もODとしては十分にあり、ちょうどTSとBOSSのBD-2の中間のような感じ。

歪み方はTS由来のジューシーさがあり、ドライブ9時から11時くらいの軽いクランチでコードを弾くと適度なコンプ感で気持ち良く鳴ります

 

メインの歪みとしての使用を意識してなのか、

トーンをあげても低域はあまり無くならず安定しています。

ブースターとしての使用も良い感じで、これといって欠点が見つからない優秀なODです。

BD-2よりもうちょっとファットさがほしい、ギターボーカルでコードをジャカジャカ弾くときちんと使えるODがほしいって言う場合良い選択肢になると思います