BOSS / DC-3 Digital Dimension レビュー

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BOSS DC-2 Dimension Cの後継機

DC-2はアナログですが本機はデジタル仕様

ディメンションという、いわゆる揺れないコーラス効果で、ステレオ使用での広がりや立体感をウリにしていたようです。

 

音は多少揺れは感じますが歪ませてコードをガシャガシャやっても変調する感じやシュワシュワを感じないコーラスで、全体的に冷たいシャープな音像。冷たいからと言って暗くはなく、揺れが少ないからか明るい。シャープだが細くはない良い感じの塩梅です。

 

クリーンでも歪ませても均等に掛かるので、

意外とかけっぱなしでもいけます。

これは同社CH-1をもうちょっと濃い目+立体的にしたようなキャラかも

非常に薄くかけることもできるので隠し味的にも使えます。むしろそっちの方が使い方として正しいのか?

EQはエフェクトにのみかかります。

聴くところによるとハイカットらしいんですが、普通に12時から引き足しすれば良い感じです。

特にEQを下げると太くなる!という効きではなく、単純に前に出したいときは上げて、

うるさく思ったら下げる素直な使い方ができます。

DEPTHよりRATEの設定がキモです。

早くしても遅くしても意外と存在感があるのに邪魔しない感じで、コード弾いてる時も邪魔にならないコーラスが欲しいという人は試す価値あると思います。