カナダのハイクオリティペダルメーカー
最近だとボタンがさくらんぼ餅みたいに敷き詰められてるzoiaが人気を集めていました。
デジタルが得意そうなメーカーですが、今回のgerm driveはフルアナログのオーバードライブです。
germって何だろ…germanium?
基本の音はフェンダーのツイードアンプをモチーフにしているようで、たしかにクリーンでありながら強めに弾くと無理して歪んじゃう(綺麗に歪ませてるというより歪んじゃってる感)がかなり特徴出てると思います。
コントロールはレベル、ドライブ、ベースとトレブルの2EQ 今となってはスタンダードな構成ですね。
レベルは小さいわけではないですが抜けにくいのかカーブが急なのか上げ気味にしないと音量感がでません。無駄にうるさくなくフラットな感じなのでバッキングにはかなり向きます。
ドライブは最小だと音が出ず、上げるとハリと低域のボワ付きが出ていきアンプらしさが出てきます。音量も操作できるので
ボリュームノブはマスターとして使用するのが良さそうです。
単体でもまぁまぁ歪むのでハムならいい感じのリードサウンドにできます。
EQは割と大胆に使えるタイプ。
ベースは下げるとボワつきがなくなり、トレブルは上げるとジャキっとした成分が出てくるためビンテージな音からモダンなジャキつくサウンドまで幅が広いです。
ちなみにEQは12時でクリックありますが気にしない方がうまく調整できます。
ツイード系だとhaoのsole pressureが少しキャラ近いですが、それより扱いやすく、よく歪みます。
最後に、前段のエフェクター受けが非常に良いです。
ファズフェイスすら腰砕けせずに良い感じに合い、germ drive自体は前段のバッファの影響を受けないので最後段に置いてプリアンプっぽく使うのも向いており、良いペダルです。