Digitech Hard Wire / SC-2 Valve Distortion レビュー

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2010年頃にデジテックのハイエンドペダルシリーズとして登場。デジテックといえばデジタル製品の印象ですが、このシリーズの歪みはアナログ回路です。

 

真空管サウンドをシミュレートしたペダルとのこと。

どっちかというと歪みの質はマーシャル系?ですが、その系統によるある水っぽくてシャビシャビした音だったりハイばかりが目立つ音ではなく、バランスが取れていて音圧があります。

 

基本的にどんな設定でも破堤せず綺麗。

荒々しくはできないのでガレージ向きでは無いかも

ゲイン幅がかなり広い。

中央部分のトグルスイッチはクランチかディストーションかの切り替えで、クランチモードはクリーンブーストからハードなオーバードライブまで

ディストーション設定で轟音まで

逆にディストーションでゲインを下げて使ってもジャキンとつつ温かみがあり良い音です

 

ハイとローの2EQですが、おそらく歪みの後段に効くので歪みのキャラは変えられないが弦の分離感を持ったまま低音増し、高音を抑制できたりする。

 

普通に歪んだロックな音が欲しい方や

ファズを使わずにナチュラルな歪み+音圧感でシューゲ的な壁を作りたい方にはもってこいのペダル。