2010年発売のオーバードライブ、ディストーション
コントロールはオーソドックスなボリューム、トーン、ゲイン
スイッチはバイパスとローミッドをブーストするスイッチで、バイパススイッチをオフにするとローミッドブーストもバイパスされます。
歪み方は柔らかいがディストーションらしいエッヂが立っている。
回路の元ネタは無いとおもいますが、
EQをフラットにしつアンプライクに調整したRATのような感じ
単体でも結構歪み、12時以前はJTM 45のよいなローの感触、12時以降はオレンジアンプのような太めの歪み
強く歪ませるとローミッドが増して暑苦しくなってくるのもRATと似ていますが、しっかり歪ませても音が潰れずにちゃんとディストーションらしい輪郭を保っています。
ギター側のボリュームの反応も良好で使い勝手は同社のFUZZY DRIVEに通じるところがありますが、前段のバッファの有無は影響ないのでブースターとの組み合わせも良好。
ブーストスイッチはあまり歪み量は上がらず、ローミッドの音量だけ上げるタイプでかなりしっかり効きますが特にサスティンが伸びるわけではないので使いどころが難しい。
内部のトリマでブースト量調整できるので、アンプ側のブーストをさせたり音量の変化を少なくしてPU切り替え時の音質差を補正したりする使い方が賢いかも
以上、思ったよりしっかりとした歪みで感触が良いです。
RAT系好きな方は是非触ってみてほしいですね