爆音、ヤバイ音でおなじみのニューヨークのエフェクターメーカーのファズ。
最初はレベルとトーンのみの2ノブ仕様で、歪みは内部トリマで調整する仕様でしたがバージョン2から3ノブになりました。
基本の音はマフ系ですが、より低域が充実しているのに締まりがありコードが映える
コードの解像度からディストーション的なニュアンスがあるが、ちゃんとファズらしく暴れる
コードが映えるマフ系といえば本家でもロシアンマフがありますが、基本の音はどちらかというとUSAの、さらに現行リイシュー寄り
トーンの効きが独特で、7時から12時までがマフらしいドンシャリのトーンで、それ以降急に中域がどカッと出てくる感じでオーバドライブっぽい質感に。
このトーンのおかげで守備範囲が広く、マフらしい音からファズフェイス風のアンプの歪みに絡めやすい、ミドルが強調されたサウンドまで行けます。
歪みは単体で使っても深く歪むのでクリーンから強烈なファズに切り替える曲もぴったり。
音量はかなりデカい(現行マフのボリュームmax= FUZZWARのボリューム12時くらい)ですが、カーブが良い感じなのかそこまで使いにくい印象は無いです
マフ系なので前段に歪みを置いても相性が良く、筐体サイズもマフより一回り小さいくらいで(ほかのコンパクトと比べると大きいけど)
踏みやすく扱いやすいちょうどいい大きさだと思います。
以上、現行のUSAマフを使っている人が
さらにデカく、強い、でも扱いにくくないファズを求めている場合は最適解。オススメです。