electro-harmonix / Pulsar レビュー

f:id:nota_p:20210425095500j:image

エレハモのトレモロ。リクエストによりレビューです。ありがとうございます

コントロールは左からSHAPE、RATE、DEPTH

スイッチは矩形波三角波かの切り替えで、SHAPEノブは矩形波の場合は音が小さくなる(矩形波の谷)時間の長さを、三角波の場合は頂点の傾きを調整でき、特に三角波でノブをどちらかに振り切るとノコギリ波or逆ノコギリ波にでき、シンプルながら面白い効果を出せます。

RATEはかなり遅いレートから速いレートまで対応できますが12時ごろを境に急に速いレートに切り替わる印象。

最大付近ではレート速すぎてリングモジュレーターのようになり、何故か音程が怪しくなります。

DEPTHも曲者で、16時半以降ヴァイブ系のように音が波打つ(ゥワンゥワンではなくゥワゥワンのような、一回の周期で2回モジュレーションするというか、裏返るような音)

になり、独特です。

LEDはレイトに合わせて明滅、若干ですが音量が下がります。

シンプル見た目ですが、全てのコントロールの癖が強く、一台持っていればトレモロの範疇を超えた使い方ができる武器として有用ですね。

XOではなくナノサイズで出して欲しいモデルの一つです。