
アメリカはワシントンのペダルメーカー。00年代後期に日本にも入ってきた痕跡はネットで確認できますが、それ以外の情報は少ないです。
■コントロール・仕様
コントロールはRateとDepth、波形の切り替えの3つで、波形はサイン波、上昇型のノコギリ波、矩形波を選択できます。
9Vアダプタ、電池使用可能。消費は大体6~13mA/h、バイパス中でも6mA/hほど消費するので、少しだけ消費は多いですが、マンガン電池での使用でも問題なく使えます。
LEDはRateの速さに合わせて点滅する仕様。
■ボリュームドロップ
設定によりますが、露骨な音量落ちは感じないです。ただトレモロエフェクトの性質上聴覚上音量が下がる感覚がある(CALI QUAKE側で音量を上げていない)ので、後述の音のキャラも加味すると歪みの前に接続するのが向いているように思います。
■音の印象
Rateは最小で1サイクル1.5秒ほど、最大はトレモロとしては認識できる最速(リングモジュレーター的な音になる手前まで)、Depthは最小でトレモロが効かず、最大でかなり深いところまで。端的に言うと”エグい揺れ”です。ちょっと酔いそうになるくらいの音量揺れがあり、あまりエフェクターっぽくない有機的な揺れ方のように感じます。
波形は、サイン波はかなり滑らかな揺れ、矩形波はハードなサイン波という感じで、そこまで機械的なぶつ切りになる感じではないですが、マシンガン・トレモロをやるには十分な歯切れ。
上昇型のノコギリ波のモードは他のトレモロにはなかなか搭載されていないので、特徴的です。なんというかゆっくりかけてパッド的な音もつくれますし、早めにかけて揺れのエッジを際立たせることもできます。トレモロをかけると、スピードによってフレーズが途切れるような感じがして弾きにくかったり、かといってDepthを下げると効きが地味になる…みたいな悩みがある人もいると思うんですが、ノコギリ波は薄めにかけても結構しっかり効いてくれ、深めにかけても波の終わりが強調されるからか途切れる感じが無く、好きな揺れ方でした。
以上。中古でほとんど見かけませんが、音の印象は非常に良いです。使いやすくもあるので見かけたら確保をオススメします。