WAY HUGE / GREEN RHINO mk2 レビュー

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WAY HUGEのTS系ODの復刻版

復刻にあたり、ローエンドを弄れる100hzとハイミッドを微調整するcurveの二つのノブを追加されています。

 

FAT SANDWICHのレビューでも書いたとおり、

ノブの大小で操作順位がなんとなく決まっており音を決めやすいです。

音もTSというよりはもっとレンジと反応性が良く、メインの歪みとして遜色なく、コード分離も良好。

100hzはかなり強烈に効くので10時〜12時までで微調整、それ以降はファズっぽいローの暴れを追加するような感覚

curveつまみは時計回しにするとハイミッドが下がり柔らかくふらっな音像になり、反時計回しで抜けを強調できる。

 

ブースターとしてつかってもなかなか良いですが、単体でクランチ出すのがよくハマります。

特にドライブ下げ目の時の艶が素晴らしく、

TS系の範疇を超えているというか、ミドルがしっかりしていてブースターにも使えるという以外共通点があまり無いです。

ボリュームは大きめで余裕あり。

 

以上…この音なにか聞き覚えがあるなと思っていたんですが…

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以前紹介したMXRのCBMODのBUMPスイッチを押した設定に似ています。

100hzノブもあるし、設計もおそらく同じジョージトリップスのため、意図的に設計思想流用してるのかな。

ただ、CBMODより100hzノブの効きが暑苦しくなく、全体的な歪みの反応もGREEN RHINOの方がアンプライクというか、単体使用に映えるチューニングがされていると思います。

あとGREEN RHINOの方が音量が大きい。

 

CBMODはBUMPスイッチをOFFにしたときの透き通ってスッキリした音はGREEN RHINOには無い魅力でもあるので、どちらもおすすめ